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更新日:2022年10月7日
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発表日 2022年10月7日(金曜日)
10月は「全国不正軽油撲滅強化月間」です。
不正軽油撲滅のため、全国47都道府県が連携し、主要幹線道路等で一斉に路上抜取調査を実施します。
県では、不正軽油の撲滅に向け、計画的に路上軽油抜取調査を実施していますが、今回は、軽全連(※)の具体的な取組みとして、全国47都道府県が連携し、主要幹線道路等で一斉に路上抜取調査を実施します。
(※)軽全連:「軽油引取税全国連絡会」は、軽油引取税の事務処理等に関し、都道府県間の緊密な連携と協力を図るとともに、軽油引取税の賦課徴収の適正化を一層推進するため、都道府県を会員として、平成15年4月1日付けで「軽油引取税全国協議会」の名称で発足し、平成31年4月1日からは「軽油引取税全国連絡会」の名称で活動しています。
令和4年10月12日(水曜日)14時00分~16時00分(予備日:13日(木曜日))
砺波市十年明地内国道156号沿い国土交通省砺波除雪ステーション(高岡進行方面車線)
総合県税事務所がトラック等のディーゼルエンジン搭載車を対象に、運転者、砺波警察署の協力を得て使用燃料油を採取(30本程度採取予定)し、別途、混和(灯油や重油の混入)の有無と程度を分析します。(なお、分析には3週間程度かかります。)
混和の疑いがあれば、自動車の保有者、販売業者等についてさらに調査を行い、不正混和の事実が判明すれば課税処分等を行います。
年度 |
路上採取本数 |
|
|
---|---|---|---|
うち混和 |
比率(%) |
||
3年度計 |
32 |
0 |
0.0 |
2年度計 |
74 |
0 |
0.0 |
元年度計 |
147 |
0 |
0.0 |
(別に、混和が疑われるもののうち、自動車の保有者が他県所在であったものについては、該当県へ通報しています。(3年度0件、2年度0件、元年度1件))
軽油には軽油引取税(32.1円/1リットル)が課税されています(ガソリン:揮発油税48.6円/1リットル+地方揮発油税5.2円/1リットル、重油及び灯油:税の対象外)。軽油引取税は、流通過程で課税されますが、最終的には軽油の使用者が負担する税です。
重油や灯油の価格が軽油の税込価格より安いことや、ディーゼル車は軽油に重油や灯油を混ぜた燃料を使用しても走行が可能(ただし、エンジン損傷の原因となるおそれがある)であることから、石油製品の販売業者や自動車の保有者自身が軽油と重油又は灯油を混和した不正な軽油を使用する場合があります。こうした不正軽油の使用は、軽油引取税の脱税行為であるとともに、排気ガス中の粒子状物質や窒素化合物を増加させ、大気汚染の原因ともなっています。
令和3年 |
32,139,599kl |
---|---|
令和2年 |
32,036,730kl |
平成元年 |
34,041,510kl |
経済産業省「資源・エネルギー統計」
|
採油本数 |
混和嫌疑数 |
混和嫌疑検出率 |
---|---|---|---|
令和3年度 |
2,237 |
8 |
0.4% |
令和2年度 |
2,250 |
12 |
0.5% |
令和元年度 |
2,266 |
17 |
0.8% |
軽油引取税全国連絡会発表
部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
---|---|---|
経営管理部 税務課課税係 |
076-444-3178 |
米山、金森 |