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更新日:2023年6月5日
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このページでは、新型コロナウイルスワクチンの意義や有効性・安全性に関する情報をお知らせします。
ワクチンの接種を検討されている方は、効果と副反応のリスクの両方をご理解いただき、ご家族や周りの方とも話し合うなどしてご判断をお願いします。
日本で接種が行われている従来型ワクチンによる初回接種(1・2回目接種)は、デルタ株等だけでなく、オミクロン株に対しても、新型コロナウイルス感染症の発症予防効果や重症化予防効果が確認されていますが、その効果は時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが示唆されています。
また、現在進められているオミクロン株対応ワクチンの追加接種により、従来型ワクチンによる追加接種を上回る重症化予防効果と、短期間の可能性はあるものの、オミクロン株に対する感染・発症予防効果が期待される、と判断されています。
臨床試験で安全性を確認した上で承認され、世界各国で接種されています。
接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、発熱等がみられることがありますが、こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
なお、現在進められているオミクロン株対応ワクチンの追加接種においても、概ね同様の症状が見られており、現時点では、重大な懸念は認められないことが薬事承認審査で確認されています。
また、ワクチン接種後の副反応が疑われる症状については、副反応疑い報告制度により、常に情報を収集しており、定期的に開催している厚生労働省の審議会において、評価が行われています。
‣副反応に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
・厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
1・2回目と異なるワクチンを用いて3回目接種した場合(交互接種)の安全性と効果について、英国では、2回目接種から12週以上経過した後に、様々なワクチンを用いて3回目接種を行った場合の研究が行われ、その結果が報告されています。
(安全性)
3回目の接種後7日以内の副反応は、1・2回目と同じワクチンを接種しても、異なるワクチンを接種しても安全性の面で許容される
(効果)
1・2回目接種でファイザー社ワクチンを受けた人が、3回目でファイザー社ワクチンを受けた場合と、モデルナ社ワクチン(※)を受けた場合のいずれにおいても、抗体価が十分上昇する
(※)モデルナ社ワクチンは、3回目は50 ㎍接種することになっているが、本研究では100 ㎍接種した結果が報告されている。
詳しくはこちら(PDF:961KB)(厚生労働省発出リーフレット「追加(3回目)接種に使用するワクチンについてのお知らせ」)をご確認ください。
なお、1回目と2回目の接種では、原則として同一のワクチンを接種する必要があるとされており、一定の要件を満たす場合に限り、異なるワクチンを接種することが可能です。 詳しくはこちら(厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」)をご確認ください。
接種のメリット・デメリットについて考えてみましょう。
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