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更新日:2023年6月12日

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富山県 News Release MAKE TOYAMA STYLE

富山大学の学生が藍染作家と商品開発プロジェクトに取り組みます。

発表日 2023年6月12日(月曜日)

とやまデザイン・トライアルは、2016年度から富山県総合デザインセンターが主催する、デザイン人材マッチング・育成事業です。本事業を通じ、将来的な活躍の場として富山のものづくりに興味を持っていただくとともに、県内のデザイン人材確保と将来を担うデザイン人材の育成をめざしています。

このたび、富山大学芸術文化学部の学生が、里山にある小さな集落で藍染をしている「藍染め屋aiya」(魚津市)の染め師で「つなぐプロジェクト」代表の南部歩美氏と連携し商品開発に取り組みます。開発プロジェクトの一環として下記のとおり染色ワークショップを行いますので、ご案内いたします。

1.日時・場所

日時:令和5年6月16日(金曜日)9時00分~11時30分

  • 8時50分:集合
  • 9時00分:連携先見学、染色体験、染料づくり
  • 11時30分:終了、解散

場所:藍染め屋aiya

富山県魚津市鹿熊1690(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

(※)取材を希望される方は6月15日(木曜日)15時までにご連絡ください。(0766-62-0510)

2.テーマ

藍染め文化を伝えるライフスタイルプロダクトの開発

3.連携先

南部歩美氏(藍染め屋aiya染め師/つなぐプロジェクト代表)

南部氏なんぶあゆみ/2015年より日本の伝統的な技法を用いた藍染め屋を始める。2019年魚津市鹿熊へと染め場と暮らしを移し、藍染め体験会などを開催してきた。2020年からは、いろいろなヒトモノコトを里山でつなぐことで新たな可能性を生み出そうと「つなぐプロジェクト」を立ち上げ、藍染めの原料植物"タデアイ“を地区の放棄田を活用し栽培したり、昨年はアーティストと一緒にミュージックビデオの制作も行った。さまざまな取り組みを通して学生たちをはじめ、さまざまな年代の人たちが鹿熊を訪れるようになってきている。

4.参加者

  • 富山大学芸術文化学部:内田和美教授、渡邊雅志准教授、学生19名(3、4年生)
  • 藍染め屋aiya:南部歩美氏
  • 県総合デザインセンター:岡デザインディレクター、板野主任研究員

5.内容

  1. 8⽉まで全15回の⽇程で、県内企業と連携した密度の⾼いプロジェクト型授業「デザイン展開(プロダクトデザイン実習)」を履修する学⽣が、南部氏の協⼒を得ながら、企画、デザインから販売までをトータルに提案します。
  2. 今回の第1回目では、連携先の⾒学や染色体験等を⾏うほか、以降の授業に向けてグループ編成を⾏います。
  3. 優れた提案は、連携先より商品化に向けて進展する可能性があります。
  4. このワークショップを通じて、連携先でデザイン⼈材が課題解決に重要な役割を果たすことを実感し、かつ貴重なリカレント教育の機会となるよう、県総合デザインセンターが授業の進⾏をサポートします

6.授業の主なプロセスとスケジュール

6月16日(金曜日) ガイダンス、連携先見学(第1回・今回)
6月20日(火曜日)~ コンセプトワーク、デザインワーク(第2回~)
7月7日(金曜日) 中間プレゼンテーション(第7回)
7月11日(火曜日)~ ブラッシュアップ、試作品制作(第8回~)
7月25日(火曜日)~ 広報ツール(パッケージ、ポスター、SNS等)の検討と制作(第12回~)
8月4日(金曜日) 最終プレゼンテーション(第15回)

7.とやまデザイン・トライアルについて

詳細はとやまデザイン・トライアル特設サイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

商工労働部 総合デザインセンター

0766-62-0510

板野、平野