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更新日:2024年2月21日
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まずは、自己点検シートを用いて、自らの農場においてBAPになっているところがないか確認しましょう。
自己点検シート(イメージ)
自己点検シートは、「参考資料」からダウンロードできます。
作目によっては独自の規範項目がありますので、確認して下さい。
次に、自己点検の結果を基に、農場におけるBAPの改善に取り組みましょう。
具体的には、「とやまGAP規範」を参考に、関係者全員でGAPに必要な農場のルールを考え、情報の共有に努めましょう。
なお、特に重大なリスクや欠陥があると判断されるものについては、優先的に改善することが必要です。
また、県内ですでにGAPに取り組んでいる農場等での「改善事例」も、参考にしてください。
改善事項や農場ルールを全作業員が共有し、その上で適正な農作業を実践しましょう。
また、実践する中で、新たにBAPや改善可能なことに気が付けば、記録に残すとともに、関係者で共有し、改善しましょう。
実践後、BAPが改善されているか点検しましょう。
また、自分一人での点検だけでなく、産地の仲間や県の普及指導員、農協職員といった外部の人にも点検・評価してもらうと、漏れや見落としが防げるので、GAPの近道となります。
また、外部点検として、取引先による第2者点検も取引先へのアピールも兼ねて効果的です。コストはかかりますが、専門的な知識や経験を持つ民間のGAP推進・認証機関等による第3者点検も農業者自身のGAPの見直しに有効です。
GAPの取組は点検シートにチェックをつけることではありません。
ステップ1から4までの取組を通じた日々の活動や農場点検結果から、関係者全員でBAPを改善するなど、自らの農場をより良い状態にするためのGAPに取り組みましょう。
全ての規範項目について、一回で達成することは難しいですが、まずは、法令違反や重大なリスクが想定されるものを優先して改善し、それ以外の問題についても「とやまGAP規範」を参考に、農業生産活動の中で継続的に点検・改善し続けることで、消費者等からの信頼の確保や持続的な農業経営の発展など、農業の質が向上します。
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