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更新日:2024年3月19日

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新湊漁協のシロエビ漁における「水産エコラベル(MEL)」取得などの知事報告について

発表日 2024年3月19日(火曜日)

3月22日(金曜日)に、新湊漁協のシロエビ漁が持続可能な漁業であることを認証する「水産エコラベル(MEL)」の取得及びそれらの取組みなどが評価された「浜の活力再生プラン」の水産庁長官賞受賞について、新湊漁協の関係者が知事へ報告します。

1.日時

令和6年3月22日(金曜日)9時15分~9時30分まで

2.場所

知事応接室

3.来庁者

  • 新湊漁業協同組合 代表理事組合長 塩谷 俊之(しおたに としゆき)
  • 新湊漁業協同組合 理事(シロエビ漁業者) 松本 隆司(まつもと たかし)
  • 新湊漁業協同組合 組合員(シロエビ漁業者) 縄井 恒 (なわい ひさし)
  • 新湊漁業協同組合 参事 中野 剛 (なかの たけし)

4.県側出席者

新田知事、農林水産部長、水産漁港課長

5.概要

【水産エコラベル(MEL)の取得】

(1)取得者

新湊漁業協同組合のシロエビ漁の漁業者(8名)

(2)水産エコラベル(MEL)認証

水産エコラベルは、水産資源の持続的利用や環境に配慮した漁業・養殖業を認証する制度。今回取得した水産エコラベルは、(一社)マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)協議会が国際的なガイドラインに沿った基準を満たしたものとして認証したもので、漁業認証としては県内初、全国で24例目となる。

(3)評価された取組み

新湊漁協のシロエビ漁では、漁業者が2つのグループに分かれ交代で操業する「輪番制」や、水揚げや経費を平等に分配する「プール制」を導入することで、過剰な漁獲を抑制している。

また、「輪番制」で休業している船を利用して「シロエビ漁観光船」を運航するとともに、資源管理の取組みなどを発信していることなどが評価された。

(4)取得による効果

新湊漁協のシロエビ漁が持続可能な漁業としてアピールできるほか、生産段階認証(漁業認証)に、流通・加工・小売等の事業者による「流通加工段階認証」が加わることで、商品へのラベル表示による消費者への訴求が可能。

【「浜の活力再生プラン」水産庁長官賞の受賞】

(1)受賞者

射水市地域水産業再生委員会(新湊漁協、堀岡養殖漁協、庄川沿岸漁連、射水市等で構成)

(2)受賞理由

「浜の活力再生プラン」は、漁業者自身が主体となって所得向上や漁村地域の活性化を目指した計画を策定し、取組を行うもの。シロエビ漁の「輪番制」や「プール制」の導入といった資源管理の取組みやシロエビ漁観光船の運航の取組み、高鮮度のベニズワイガニのブランド化(高志の紅ガニ)や「昼セリ」等の取組が、他地域の模範となるものとして評価され、令和5年度における優良事例として水産庁長官賞を受賞した。

関連リンク

認証された事業者・団体一覧(マリン・エコラベル・ジャパン協議会ホームページ)

https://www.melj.jp/list(外部サイトへリンク)

「令和5年度浜の活力再生プラン優良事例表彰」受賞者の決定及び表彰式の開催について(水産庁プレスリリース)

https://www.jfa.maff.go.jp/press/bousai/240219.html(外部サイトへリンク)

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

農林水産部 水産漁港課

076-444-3293

南條、野原(水産エコラベルに関すること)

農林水産部 水産漁港課

076-444-3294

小善、竹澤(浜の活力再生プランに関すること)