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更新日:2022年11月16日
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発表日 2022年11月16日(水曜日)
富山県では、県内の海洋関係高等学校と連携して、貝類や海草などの海の生き物(海洋生態系)が、地球温暖化対策や海洋環境保全に果たす役割を学ぶプログラムを実施することとしています。
11月22日(火曜日)に、県立滑川高等学校で下記のとおり授業を公開で行いますので、お知らせします。なお、本プログラムは「北東アジア地域自治体連合(NEAR)環境分科委員会(※1)」において、韓国忠清南道から提案された共同プロジェクトに位置付けられています。
海洋生態系が吸収・固定する炭素(ブルーカーボン(※2)という。)について、貝殻(イワガキ)の重量から炭素量を推計し、炭素の固定による二酸化炭素の削減について考察するとともに、海洋生態系による水質浄化について学ぶことで、海洋生態系が地球温暖化対策や海洋環境保全に果たす役割を理解する。
令和4年11月22日(火曜日)9時20分~12時00分
滑川高等学校(滑川市加島町45番、TEL:076-475-0164)
海洋科実習棟資源増殖実習室
海洋科3年生14名
講義及び貝殻の重量計測など
3か国(日韓露)の自治体が共同プロジェクトとして実施(5年目)
現地での取材をご希望の報道関係者の方は、11月18日(金曜日)17時までにご連絡をお願いします。
【連絡先】環境政策課(TEL:076-444-8727 E-mail:akankyoseisaku@pref.toyama.lg.jp)
新型コロナウイルス感染症の感染防止等のため、以下の対応をお願いします。
北東アジア地域自治体連合(NEAR)は、北東アジア地域の自治体間の交流協力を推進し、共同発展を目指して、1996年に韓国慶尚北道に設立された自治体による国際組織(会員:6カ国79自治体)。
NEARには、自治体間の情報交換、協議、提案された事業を実施する17の分科委員会(環境、経済人文交流、教育・文化交流等)が設置され、各分科委員会には、連絡・調整を行うコーディネート自治体が置かれており、富山県は1999年(H11年)から継続して環境分科委員会のコーディネート自治体を務めている。
国連環境計画(UNEP)が提唱する新しい概念で、海洋生態系が吸収・固定する炭素のこと。まだ知見が限られており、各国で調査研究が行われている。
部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
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生活環境文化部 環境政策課 |
076-444-8727 |
地球環境係 相部、飯野 |