廃プラスチックからごみ袋を製作しました
発表日 2023年2月21日(火曜日)
県では、プラスチックの資源循環を進めるため、廃プラスチックを利用したごみ袋を試験的に製作しました。サトウキビ由来のバイオマスも含んでおり、石油資源使用量とCO2の排出削減にも資するものです。今後、地域での清掃活動などに活用していきます。
1.取組みの経緯
- 県内企業で焼却・埋立されている廃プラスチックの実態を調査(令和3年度)
- 異物の混入がないなど新たな利用可能性のある廃プラスチックを選定
- 県内の業者でバイオマス資源も含むごみ袋として試作し、製品の性能を評価
2.製作したごみ袋について
- 県内企業で排出された廃プラスチックを約15%、サトウキビ由来のバイオマスプラスチックを約30%配合(袋に表示)
- サイズは15リットル(一般的なごみ袋の「小」)で5,000枚作成
- 強度、伸び具合などの性能は、従来のごみ袋と同レベルを確保
写真はこちら(PDF:70KB)をご覧ください
3.取組みの効果
- 廃プラスチックとバイオマスを含むごみ袋は、石油資源使用量とCO2排出量の削減に貢献(化石燃料でないバイオマス資源はカーボンニュートラル)
- 袋にプラスチックの資源循環を表示することで、住民への啓発に利用可能
4.今後の予定
- 市町村に配布し、清掃活動等での利用によりプラスチックの資源循環について住民へ啓発
- HPなどで廃プラスチックのリサイクル事例として事業者へ周知し、新たな資源循環の可能性を啓発
お問い合わせ先
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生活環境文化部 環境政策課 |
076-444-3140 |
廃棄物対策班 吉森、的場 |