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更新日:2022年11月26日

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富山県 News Release MAKE TOYAMA STYLE

死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例の発生について(第一報)

発表日 2022年11月26日(土曜日)

11月26日に射水市で回収されたコハクチョウ1羽の死亡個体について、県が簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルス「陽性」反応が出ましたので、お知らせいたします。

今後、環境省が、確定検査(遺伝子検査)を国立環境研究所において実施する予定です。確定検査には数日程度かかります。

  • 現時点では、簡易検査により陽性が確認されたものであり、病性は未確定、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたわけではありません。確定検査の結果、陰性となることもあります。
  • 鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など、通常の接し方では人に感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた場合には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。

発生場所

富山県射水市水戸田地内

野鳥の種類羽数

コハクチョウ 1羽(検査優先種1(環境省マニュアルより))

経緯

11月26日10時20分頃に、射水市の住民から、野鳥の死亡について射水市役所に通報があり、市職員が現地調査及び回収し、西部家畜保健衛生所にて簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルス陽性を確認しました。

同日、環境省が発生地から半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定しました。

なお、県内全ての26養鶏農場で異常がないことを確認しています。

今後の対応

(1)野鳥対策

  1. 野鳥監視重点区域を中心とした渡り鳥飛来地において野鳥監視を実施
  2. 確定検査結果「陽性」の場合、環境省野鳥緊急調査チームの派遣要請

(2)県民への各種相談窓口の開設

  • 富山県生活環境文化部自然保護課野生生物係内に設置(電話:076-444-3397)
  • 夜間・休日は県庁代表電話により対応(電話:076-431-4111)

(※)現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から厳に慎むようお願いします。

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

生活環境文化部 自然保護課 野生生物係

076-444-3397

利田、目澤

農林水産部 農業技術課 畜産振興班

076-444-3289

岡村、本多