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更新日:2022年12月6日

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富山県 News Release MAKE TOYAMA STYLE

死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス確定検査陽性について(今シーズン野鳥2例目)

発表日 2022年12月6日(火曜日)

11月29日に富山市で回収されたノスリ1羽の死亡個体から、本日12月6日に高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されたことについて、環境省から連絡がありましたのでお知らせいたします。

鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など、通常の接し方では人に感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた場合には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。

発生場所

富山県富山市婦中町浜子地内

野鳥の種類羽数

ノスリ 1羽(検査優先種1(環境省マニュアルより))

経緯

11月29日15時00分頃に、富山市の住民から野鳥の死亡について通報があり、富山市職員が現地調査でノスリ1羽の死亡個体を回収し、11月30日に東部家畜保健衛生所にて簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザウイルス陽性を確認。同日、環境省が死亡個体回収地点から半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。

12月6日、国立環境研究所での確定検査(遺伝子検査)の結果、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを確認。

(※)なお、県内全ての26養鶏農場で異常がないことを確認済みです。

(参考ファイル)野鳥監視重点区域(PDF:349KB)

今後の対応

(1)野鳥対策

野鳥監視重点区域内(11か所)及び重点区域外(2か所)の主な渡り鳥飛来地13か所において、死亡個体・衰弱個体の早期発見・回収を目的に監視強化を継続

(2)家きん対策

  • 県内全ての115家きん飼養者(1羽以上)に、飼養衛生管理基準の遵守徹底を指導
  • 回収地点から半径3km圏内の1養鶏農場の立入検査を実施

(3)県民への各種相談窓口

  • 富山県生活環境文化部自然保護課野生生物係内に設置(電話:076-444-3397)
  • 夜間・休日は県庁代表電話により対応(電話:076-431-4111)

(4)危機管理連絡課長会議の開催

今後の対応について確認するため、危機管理連絡課長会議を下記により開催します。

1.日時

令和4年12月6日(火曜日)16時30分~

2.場所

県防災危機管理センター 5階 大会議室

3.内容

  • 野鳥における高病原性鳥インフルエンザへの対応について
  • その他

 

(※)死亡野鳥回収地点や、養鶏農場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から厳に慎むようお願いします。

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

生活環境文化部 自然保護課 野生生物係

076-444-3397

利田、目澤

農林水産部 農業技術課 畜産振興班

076-444-3289

岡村、本多