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更新日:2023年5月29日

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富山県美術館-TAD Press ReleaseToyama Prefectural Museum of Art and Design

【富山県美術館】「大竹伸朗展」の開催および一般前売券販売のお知らせ

発表日 2023年5月29日(月曜日)

富山県美術館では、2023年8月5日(土曜日)~9月18日(月曜日・祝日)の間、「大竹伸朗展」を開催します。一般前売券は6月4日(日曜日)から販売します。
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本展は、高度経済成長期の東京に生まれ育った大竹伸朗の軌跡を7つのテーマ――「自/他」「記憶」「時間」「移行」「夢/網膜」「層」「音」――に基づいて読み解く回顧展です。
大竹伸朗(1955ー)は、1980年代初めに華々しくデビューして以来、絵画、版画、素描、彫刻、映像、絵本、音、エッセイ、インスタレーション、巨大な建造物に至るまで、猛々しい創作意欲でおびただしい数の仕事を手掛け、トップランナーであり続けてきました。近年ではドクメンタ(2012・ドイツ)とヴェネチア・ビエンナーレ(2013・イタリア)の二大国際展に参加するなど、現代日本を代表するアーティストとして海外でも評価を得ています。
2006年に開催された「全景 1955―2006」以来の大規模な回顧展となる本展では、国際展に出品した作品を含むおよそ500点を7つのテーマに基づいて構成します。作者が「既にそこにあるもの」と呼ぶテーマのもとに半世紀近く持続してきた制作の軌跡を辿るとともに、時代順にこだわることなく作品世界に没入できる展示によって、走り続ける強烈な個性の脳内をめぐるような機会となるでしょう。

 

 

開催概要

展覧会名

大竹伸朗展

会期

2023年8月5日(土曜日)~9月18日(月曜日・祝日)

開館時間

9時30分~18時00分(入館は17時30分まで)

休館日

毎週水曜日

会場

富山県美術館2階 展示室2、3、4

主催

富山県美術館、東京国立近代美術館、北日本新聞社、北日本放送

協賛

株式会社ベネッセホールディングス、公益財団法人 福武財団

富山展協賛

五洲薬品、ダイト、立山科学グループ、ユニゾーン、リードケミカル(五十音順)

特別協力

TAKE NINAGAWA

観覧料

一般前売り:700円 一般:900(700)円、大学生:450(350)円、高校生以下無料

( )内は20名以上の団体料金

一般前売券の販売は、8月4日(金曜日)まで

【前売券販売所】

富山県美術館、富山県水墨美術館、アーツナビ

e-tix(準備中)

見どころ

およそ500点の圧倒的なボリュームと密度

最初期の作品から近年の海外発表作、そしてコロナ禍に制作された最新作まで、およそ500点の作品が一堂に会します。見どころは、2012年の『ドクメンタ』で展示した《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》(2012年)。この大作を中心に、年代順の展示ではなく、「自/他」「記憶」「時間」「移行」「夢/網膜」「層」「音」という7つのテーマがゆるやかにつながりながら会場は構成され、大竹の多彩でエネルギッシュな世界に浸ることができます。

富山県美術館屋上で《宇和島駅》を展示します。

かつてJR宇和島駅で使用されていたサインが駅のリニューアルのため廃棄されると聞き、これを譲り受けた大竹伸朗が、赤いネオン管を入れて作品化した《宇和島駅》(1997年 各190×90×180cm 鉄、ネオン管)。これまで東京国立近代美術館(東京都)など数々の個展会場に設置され、話題になった作品で、富山県内では今回が初めての展示となります。大竹伸朗展の最終日の9月18日まで展示し、夜間は赤く点灯します。

本展のために制作されたグッズも多数登場

作家本人が監修したオリジナルグッズも充実しています。スナックの看板をモチーフにした代表作《ニューシャネル》(1998年)の絵柄のTシャツをはじめ、「大竹伸朗 スクラップブック 見開選 100」など、おすすめ品がずらりと揃います。また、折本7部(新聞フォーマット、B全シート、パノラマシート)、冊子1部の計8点と表紙から成る本展図録は、「印刷物への挑戦」ともいえる多種の印刷技法を用い、大竹の創作世界を紹介しています。

展覧会チラシ(PDF:1,890KB)(別ウインドウで開きます)

会期中のイベントについて

《ダブ平&ニューシャネル》デモンストレーション演奏およびサイン会

ダブ平&ニューシャネル日時:8月5日(土曜日):11時00分~11時30分頃

9月17日(日曜日):(1)11時00分~11時30分頃/(2)14時00分~14時30分頃

会場:[デモンストレーション演奏]大竹伸朗展会場内(2F)

(※)要「大竹伸朗展」観覧券

[サイン会]2F ホワイエ(エレベーター付近)

(※)当日整理券を配布予定(各回先着50名)

(画像:《ダブ平&ニューシャネル》1999年 公益財団法人 福武財団蔵)

《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》蒸気噴出

モンシェリードクメンタ(13)で初出品され、ドイツ・カッセルの公園内に屋外展示された本作品が日時を限定して蒸気を噴出します。

日時:8月5日(土曜日)及び9月18日(月曜日・祝日)と、その間の毎週日曜日

13時30分~14時00分(およそ10分間隔で噴出します)

(※)時間は多少前後することがあります。

会場:大竹伸朗展会場内(2F展示室4)

(※)要「大竹伸朗展」観覧券

(画像:《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》2012年 Photo:山本真人)

 

オープニングトークイベント [要申込]

出演:大竹伸朗氏

日時:8月5日(土曜日)14時00分~16時00分(受付は13時30分~)

会場:富山県美術館 3F ホール

定員:100名

(※)無料

申込開始日:2023年7月22日(土曜日)12時00分~

(※)イベントの詳細・申し込み方法については、決まり次第当館ホームページでお知らせします。

クロージングトークイベント[要申込]

出演:大竹伸朗氏、湯浅 学氏(音楽評論家)

日時:9月18日(月曜日・祝日)14時00分~16時00分(受付は13時30分~)

会場:富山県美術館 3F ホール

定員:100名

(※)無料

申込開始日:2023年7月22日(土曜日)12時00分~

(※)イベントの詳細・申し込み方法については、決まり次第当館ホームページでお知らせします。

【連動企画】NHK制作「21世紀のBUG男 画家 大竹伸朗」8K上映(99分)

創作の現場にカメラが初めて密着。大竹伸朗展のメインビジュアルとなった《残景0》(展示室内「音」の章で展示)が制作される過程を、高精細で臨場感がある8Kの映像でお楽しみいただけます。

主催:富山県美術館、NHK富山放送局

会期:8月5日(土曜日)~9月18日(月曜日・祝日)

上映時間:開館時間に準じる(繰り返し上映します)。

会場:富山県美術館 3F 図書コーナー

無料、観覧券不要

(※)内容は急きょ変更になる可能性があります。

お客様へのお願い

ご来館の際は、当館ホームページの「入館時のお願い」をご確認ください。

土曜日、日曜日、祝日の混雑時には、入場制限を行う場合がございます。

ご取材・掲載用写真について

広報用画像および取材申請については、下記申込書にご記入の上、ご送付をお願いいたします。

広報用画像提供・取材申込書(PDF:374KB)

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

生活環境文化部 富山県美術館

076-431-2711

広報:川浦、展覧会について:内藤・麻生

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