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更新日:2021年3月17日
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銅錫杖頭
(国指定重要文化財・当館蔵)
当館は、「立山の自然と人間の関わり」について、人文、自然の両分野を学術的・総合的に調査研究し、その成果を紹介している博物館です。昭和47年4月に発足した「立山風土記の丘」をベースに、その後の社会的要請に対応して発展的に博物館として再構築し、平成3年11月に開館しました。
当館は、富山市から約30km離れた立山山麓の芦峅寺に立地しています。
ここ芦峅寺は、かつて立山信仰の拠点集落でした。現在でも、平安時代の中頃に起源をもつ立山雄山神社、室町時代に起源をもつ閻魔堂、うば堂基壇、鎌倉時代の石仏をはじめ、およそ840基にのぼる石仏群があり、立山信仰の原風景をなしています。
当館は博物館施設と、かつての立山信仰の中心であった立山中宮寺閻魔堂および周辺の石仏を含めた歴史的遺構などを有機的に結びつけた広域分散型の博物館となっています。
当館の13haという広い敷地は、教界・聖界・遊界と名付けられた3つのゾーンで構成されており、それぞれのゾーンごとに施設が配置されています。
メイン施設の展示館のほかに、旧宿坊の教算坊があります。また、平成25年7月には、山岳文化に関する資料を収蔵・展示する山岳集古未来館が開館しました。
メイン施設として立山信仰の舞台や世界に関する映像を臨場感あふれる3面大型スクリーンでご覧いただける遙望館があります。
また、かつて女人救済の儀式「布橋灌頂会」の舞台となった布橋とうば堂の基壇などもあります。(注うば堂の「うば」は女偏に田を3つ書きます)
全体が約4haあり、そのメイン施設として五感で立山信仰の世界を体感していただけるまんだら遊苑があります。
このほか、嶋家(国指定重要文化財)、善道坊(旧宿坊・移転復元)、有馬家(立山町指定文化財)等の歴史的建造物や国指定の特別天然記念物のニホンカモシカを飼育するかもしか園などがあります。
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