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トップページ > 魅力・観光・文化 > 文化 > 文化財 > 富山県[立山博物館] > 【立山博物館】後期特別企画展「立山のお地蔵さま―苦しみによりそう―」
更新日:2022年10月4日
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「山中に地獄あり」と信じられた立山は、その昔、地蔵霊場としても広く知られており、米国・ワシントンのフリーア美術館所蔵の『地蔵菩薩霊験記絵巻』(鎌倉時代)には、女性の亡者の身代わりとなって立山地獄の業火に焼かれるお地蔵さまが描かれています。
やがて、立山信仰の中核の座は阿弥陀さまに移りますが、江戸時代に制作された「立山曼荼羅」にも多くの場面でお地蔵さまの姿が描かれています。
そして、現在も県内外に立山ゆかりのお地蔵さまが伝わり、その土地の人々や訪れる人々の心のよりどころとされています。地獄の救い主とされたお地蔵さまへの信仰は、立山の豊かな伏流水のごとく人々の心に沁みわたっているようです。
本企画展では、ときに身を捨ててまで人々の苦しみに寄りそうお地蔵さまの姿かたちを、立山ゆかりの説話や絵画、仏像から紹介します。
チラシをご覧いただけます(PDF:3,507KB)(別ウィンドウで開きます)
【ご観覧の方へのお願い】
富山県[立山博物館]展示館1階企画展示室
令和4年(2022)9月17日(土曜日)から11月6日(日曜日)まで
月曜日(ただし、9月19日、10月10日は開館)、10月11日(火曜日)、11月4日(金曜日)
午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
一般=200円(160円)
大学生=100円(80円)
高校生以下=無料
主催: |
富山県[立山博物館] |
共催: |
北日本新聞社 |
後援: |
北日本放送、チューリップテレビ、富山テレビ放送、 NHK富山放送局、Net3 |
9月17日(土曜日)、10月10日(月曜日・祝日)、11月5日(土曜日)
いずれも午後2時から
企画展示室にて
関連リンク |
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