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更新日:2021年3月17日
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平成25年7月にオープンした、当館の新施設です。
観覧は無料です。開館時間、休館日は展示館と同様です。
この施設では、山岳文化に係わる資料を収蔵展示し、歴史的に形成された芦峅寺の山岳文化や、明治以降の立山・黒部をはじめとする日本の登山史・登山文化を紹介しています。当館の名称は、古い資料を集めるだけでなく、これを未来に向けて生かし、新しい<山岳文化>を発信していきたいという思いを込めてつけられたものです。
江戸時代、加賀藩より芦峅寺に寄進された神輿2基。梅鉢紋はそのステータスシンボルでした。明治時代以前、立山大権現の祭礼に使用されました。仏の八葉蓮華になぞらえた八角形、頂に擬宝珠を関する形態は、神仏習合時代の特徴をよくあらわしています。
1949(昭和24)年夏、棟方志功らが立山登山で室堂小屋へ宿泊した際に、小屋で持っていた峰本社解体部材に揮毫を依頼して、書かれたものです。志功は、「立山は天と地をつなぐ神の領域」と語り、一気にこの言葉を書き上げたといわれています。
黒部市出身で、1936(昭和11)年に日本初のヒマラヤ遠征登山である「立教大学ナンダ・コート遠征隊」で隊長を務めた堀田彌一の登山装備や、遠征記録写真を展示しています。
伊藤孝一資料、石崎光瑤資料、岩永信雄資料、吉田喜義資料、中野峻陽資料など
この度、教算坊に2つの通用門を新設し、展示館・教算坊・山岳集古未来館の3施設の周遊性を高めました。芦峅寺の歴史的空間のつながりの中で「立山の山岳文化」の魅力を味わっていただけるようになりました。
山岳集古未来館のみの観覧ですと20から30分程度、〈展示館-教算坊-山岳集古未来館〉を周遊しますと、約1時間30分をお取りください。
また、遙望館へは「閻魔堂」・「布橋」周辺を散策しながら徒歩20分、まんだら遊苑へは、徒歩約15分です。まんだら遊苑付近には大型駐車場もあります。
芦峅寺の四季折々の風情をお楽しみください。
詳しくは、当HPのガイドマップをご覧ください。
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