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更新日:2022年11月25日

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高志の国文学館開館10周年記念企画展「没後50年 川端康成展-愛を乞う魂」前売券の発売について

発表日 2022年11月25日(金曜日)

高志の国文学館では、開館10周年を記念した企画展の第3弾、「没後50年 川端康成展-愛を乞う魂」を12月24日(土曜日)から開催します。

これに先立ち11月23日(水曜日・祝日)より一般前売券を発売しておりますのでご案内します。

1.企画展の概要

(1)内容

 「伊豆の踊子」「雪国」などの代表作で知られる川端康成(1899 ~ 1972)。アジアで2人目のノーベル文学賞受賞者として世界にその名を謳われ、没後50年となる現在も数多くの著書が読まれ続けている、日本を代表する文豪のひとりです。

 日本の美を描いた作家という印象が強い川端ですが、初期のころは〈新感覚派〉の一員として、先鋭的な作品で注目されています。また、長い作家生活のなかで常に新しい芸術表現を試み、幅広いジャンルの作品を手がけました。戦後は、一般的な道徳を超えたところにある独自の美=〈魔界〉を追求し続け、変幻自在な筆でつむいだその物語は、驚くべき多様性と多面性に満ちており、頁をめくるたびに読者を新たな世界へと誘います。

 川端は、14歳の時には唯一の肉親であった祖父とも死別し、孤児となりました。人の愛情をありがたいと感じながらも、癒されることのないさびしさは、孤独を乗り越えようと人とのつながりを追い求める、各作品の登場人物にも映しだされています。

 本展では、作品に底流する〈人間・川端〉のさびしさとやさしさ、人間の根源を見つめ、紡いだ、〈川端文学〉のさまざまな愛の世界をご紹介します。

(2)会期

令和4年12月24日(土曜日)~令和5年2月27日(月曜日)

開館時間:9時30分~18時00分(観覧受付は17時30分まで)

(※)12月24日(土曜日)は開会式のため、10時40分に開場

休館日:毎週火曜日、年末年始(12月29日(木曜日)~1月3日(火曜日))、2月13日(月曜日)、2月24日(金曜日)

(3)観覧料

一般500円(400円)大学生250円(200円)

(※)( )内は20人以上の団体料金。企画展観覧券で常設展もご覧いただけます。

(※)小・中・高校生及びこれに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は無料。

2.前売券の販売

企画展観覧の前売券を高志の国文学館またはアーツナビで販売いたします。

一般前売券400円

(※)販売期間:令和4年11月23日(水曜日・祝日)~令和4年12月23日(金曜日)

3.関連ファイル

高志の国文学館開館10周年記念企画展「没後50年 川端康成展-愛を乞う魂」チラシ(PDF:1,566KB)

その他企画展の概要・イベント等の詳細は別添の「報道関係各位 企画展のご案内」をご覧ください。(当館HPにも掲載しております)

「報道関係各位 企画展のご案内」(PDF:1,500KB)

 

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

生活環境文化部 高志の国文学館

076-431-5492

谷口、福澤、亀島