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更新日:2023年3月3日

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「下請負契約における県内企業の活用」を評価の対象とした総合評価方式の試行の実施について

県内建設業については、従業員数の減少や高齢化が進んでおり、若手入職者の確保と育成、経営基盤の強化などが課題となっていますが、社会資本の整備、維持、更新の担い手であり災害時の対応にあたって大きな役割を担っている、あるいは道路除雪など地域の安全、安心を守っている建設業が将来にわたりしっかりと存続することが大変重要です。
本県では、これまでも災害復旧や除雪対応など地域に貢献している建設企業の健全な育成を図るため、「主たる営業所の所在地」や「除雪業務等の受託実績」の配点の見直し等を行ってきたところですが、下請負契約においても県内企業が優先的に選定されるように、「下請負契約における県内企業の活用」を評価の対象とした総合評価方式の試行を実施しています。

1.総合評価方式における「下請負契約における県内企業の活用」の評価内容(令和4年9月1日以降の入札公告から適用)

次のいずれかの場合に評価します。

「下請負契約における県内企業の活用」の評価内容
評価項目 評価基準 配点
県内企業の活用
  • 元請が県内企業の場合
    全て自社施工 または 一次下請の企業が全て県内企業
  • 元請が県外企業の場合
    一次下請の企業が全て県内企業
5点/
左記以外は0点

2.評価項目及び配点(簡易型Aの場合)

基本項目 評価項目(括弧内数字:評価項目毎の配点) 配点
簡易な施工計画 (課題は入札公告に記載) 50
企業の施工能力 施工実績(10)、工事成績(25)、優良表彰(10)、ISO認定(5)、技術者数(10) 60
配置予定技術者の能力 施工実績(5)、工事成績(10)、保有資格(3)、CPD(2) 20
企業の地域性・社会性 主たる営業所の所在地(25)、災害協定(5)、除雪契約(10)
下請負契約における県内企業の活用(0→5)
40→45
評価点数   170→175
技術加算点   30

(参考)評価値の算出方法

  • 技術加算点(A)=30点(技術加算点の満点)×評価項目の点数÷175点(評価点数の満点)
  • 評価値={標準点(100点)+技術加算点(A)+施工体制評価点(0~30点)}÷入札価格(単位:百万円)

3.その他

(1)総合評価方式に関する留意事項

  •  〇下請の県内企業とは、富山県内に建設業法施行規則第19条の3第1項第2号に規定する主たる営業所を有する者、又は富山県外に主たる営業所を有する者のうち、次の1~3のいずれにも該当する者をいう。
  •   1 富山県内に住所を有する従業員を常時10人以上雇用する主たる営業所以外の営業所(従たる営業所)を富山県内に有するもの
  •   2 公募年度又は当該公募年度の前2年度において、富山県内における県道若しくは市町村道に係る除雪業務若しくは凍結防止剤散布業務の受託実績がある者
  •   3 入札参加資格の確認の申請の日において富山県地域防災計画に基づき富山県と締結した災害協定に参加している者
  •   また、県外企業とは、これ以外の建設業者をいう。
  •  
  •  〇「一次下請の企業が全て県内企業」とは、この工事の一部について下請負により施工しようとする場合において、元請が直接契約する全ての下請負契約が県内企業との間で締結されることをいう。
  •   ※二次以下の下請負契約は評価の対象外とする。

(2)履行の確認方法

  • 施工時において成績評定の第二次評定者(工務担当班長等)による施工体制台帳の確認をすることとします。

(3)不履行が認められた場合について

  • 施工体制台帳の確認により不履行が認められた場合には、工事成績評定点を3点減点とします。(法令順守等の「口頭注意未満」相当)

関連ファイル

評価項目(県内企業の活用)(PDF:472KB)

お問い合わせ

所属課室:土木部建設技術企画課企画調整係

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 防災危機管理センター7階

電話番号:076-444-3313

ファックス番号:076-442-7954

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