トップページ > くらし・健康・教育 > 環境・自然 > 環境 > 環境政策 > 環境影響評価 > 環境影響評価(環境アセスメント)制度について

更新日:2024年12月2日

ここから本文です。

環境影響評価(環境アセスメント)制度について

環境影響評価とは、「事業の実施が環境に及ぼす影響について項目毎に調査、予測及び評価を行うとともに、これらを行う過程においてその事業に係る環境の保全のための措置を検討し、この措置が講じられた場合における環境影響を総合的に評価する」制度です。環境アセスメントとも呼ばれています。

富山県環境影響評価条例条例の手続きの流れと対象事業

(参考)環境影響評価法等の詳細

環境影響評価の手続き中の事業

環境影響評価法に基づくもの

事業の名称 事業の種類 手続の状況
(仮称)あさひ風力発電事業 風力発電所の設置

【配慮書手続き】

【方法書手続き】

富山県環境影響評価条例に基づくもの

現在、富山県内において、富山県環境影響評価条例に基づく手続きが行われている事業はありません。

環境影響評価制度の策定経緯

環境影響評価については、昭和59年8月に「環境影響評価の実施について」(要綱)が閣議決定され、本県においても平成2年6月に「富山県環境影響評価要綱」を制定し、対応してきたところですが、平成9年6月に「環境影響評価法」が成立、公布されました(平成11年6月12日施行)。

このため、本県では、平成10年10月26日に富山県環境審議会に対して、環境影響評価制度のあり方について諮問しました。同審議会は、企画専門部会を中心とした中間報告の公表(平成11年2月18日)、この中間報告に対する県民や事業者などいろいろな方々からの意見の募集など検討、調整を進め、平成11年5月20日に「環境影響評価制度のあり方について」をとりまとめ、この最終報告をもって審議会の意見として知事に答申しました。

県は、審議会の答申を踏まえ、本県の新たな環境影響評価制度である富山県環境影響評価条例を平成11年6月28日に制定しました。また、対象事業に係る環境影響評価その他の手続きが適切に行われるために必要な技術的事項に関して、富山県環境影響評価技術指針を平成11年12月24日に制定しました。

これまでの富山県内での環境影響評価実績

国の環境影響評価実施要綱や個別法等、県の環境影響評価条例や要綱に基づき、次の事業等について、環境影響評価が行われました。

閣議決定要綱

  • 東海北陸自動車道(上平村~福光町)
  • 能越自動車道(小矢部市~県境)
  • 入善黒部魚津8号バイパス線

個別法等

  • 北陸電力株式会社富山新港火力発電所
  • 北陸新幹線
  • 富山新港東部埋立など

富山県環境影響評価要綱

  • 大山カメリアカントリークラブ(ゴルフ場140.2ha)
    準備書提出:1991年、評価書提出:1991年
  • 利賀リゾート開発(スキー場172.3ha、ゴルフ場198.9ha)
    準備書提出:1992年、評価書提出:1993年
  • 富山駅北地区熱供給事業(最大排水量12万立方メートル/日)
    準備書提出:1993年、評価書提出:1994年
  • 富山地区広域圏ごみ処理施設建設工事(焼却能力810t/日)
    準備書提出:1998年、評価書提出:1999年

富山県環境影響評価条例

  • 高岡地区広域圏ごみ処理施設整備事業(焼却能力270t/日)
    方法書提出:2005年、準備書提出:2008年、評価書提出:2009年
  • バイオマス・石炭混焼火力発電所建設計画(燃料使用量20.9kL/時)
    方法書提出:2017年、事業廃止:2018年

環境影響評価法

  • 富山新港火力発電所石炭1号機リプレース計画(出力42.47万kW)
    方法書提出:2011年、準備書提出:2013年、評価書提出:2014年

関連リンク

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部環境政策課地球環境係

〒930-0005 富山市新桜町5-3 第2富山電気ビルディング8階

電話番号:076-444-8727

ファックス番号:076-444-3480

関連情報

 

このページに知りたい情報がない場合は

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?