トップページ > くらし・健康・教育 > 環境・自然 > 環境 > 水・土壌環境 > 地下水 > 平成29年度地盤変動量調査の結果(地下水条例規制地域及びその周辺地域)

更新日:2021年4月2日

ここから本文です。

平成29年度地盤変動量調査の結果(地下水条例規制地域及びその周辺地域)

1.調査の趣旨

消雪設備は、高齢化の進展や住民ニーズの高まりにより、年々増加しています。

降雪時にはこれらの設備が一斉に稼働し、市街地の一部では一時的に大幅な地下水位の低下がみられます。

このことから、粘土層が広く分布し、地下水の多量の揚水によって地盤沈下の発生が懸念される地域及びその周辺の地域において、地盤沈下の発生状況を把握するため、標記調査を実施しました。

なお、前回は平成22年度に調査しました。

2.調査の概要

  • (1)調査対象地域
    地下水条例規制地域(富山市、高岡市、射水市)及びその周辺地域
    (測量延長 約135km、水準点数55)
  • (2)調査方法
    水準点の標高を測量し、前回調査時(22年度)の標高との差を計測

3.調査結果

55の水準点のうち、年間1mmを超える沈下がみられた地点は10点でした。

沈下量が比較的大きい地点は次のとおりです。(詳細は関連ファイル参照)

調査結果一覧
地点名 沈下量(7年間)
(H22→H29)
年間沈下量※ 【参考】
前回調査結果(H22)
年間沈下量
富山市鍋田 20 mm/7年 2.9 mm/年 2.3 mm/年
富山市平吹町 13 mm/7年 1.9 mm/年 0.6 mm/年
富山市針原新町 12 mm/7年 1.7 mm/年 1.5 mm/年
富山市手屋 11 mm/7年 1.6 mm/年 1.2 mm/年
富山市八人町 10 mm/7年 1.4 mm/年 0.7 mm/年

 年間沈下量は、沈下量を調査間隔(7年)で除したもの。

4.結果の評価及び今後の対応

地盤沈下に係る環境基準は設定されていませんが、環境省が「地盤沈下が確認された地域」として公表している「年間沈下量が10mm」を超える地点はなかったことから、問題が生じるレベルではないと考えられます。

引き続き地盤沈下の問題が生じない良好な状況を維持するため、今後も各種の地下水保全施策を推進してまいります。

関連ファイル

H29地盤変動量調査結果(変動量分布図)(PDF:277KB)

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部環境保全課 

〒930-0005 富山市新桜町5-3 第2富山電気ビルディング8階(駐車場:富山市新桜町9-17)

電話番号:076-444-3144

ファックス番号:076-444-3481

関連情報

 

このページに知りたい情報がない場合は

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?