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更新日:2026年3月26日
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アート系の進路希望をもつ高校生やデザイン思考に興味のある高校生の進路実現支援として、県内の芸術系大学生との共同学習等を行う5日間プログラム。アートイベント開催のために学び、試行錯誤しながら企画立案・開催までを高校性が主体的に行います。
令和3,4年度に開催した『輝くとやま未来文化リーダー育成事業「アートのちから」』、令和5,6年度に開催した『高校生のアイディアを集結「アートのちから」』を発展させ、今年度から『未来につなげる「アートのちから」』がスタートしました。
アートやデザインに興味のある高校生の進路支援になればと、富山大学芸術文化学部の先生や学生の皆さんに協力をいただきながら、実践的な体験を通して学ぶ5日間です。
富山県内の高等学校1・2年生 23名
令和7年9月28日(日曜日)10時15分~16時00分 富山県美術館
令和7年11月16日(日曜日)10時15分~16時30分 富山県美術館
令和7年12月14日(日曜日)10時15分~16時30分 富山県民会館
令和8年2月8日(日曜日)10時15分~16時30分 富山県美術館
令和8年3月22日(日曜日)9時00分~17時30分 グランドプラザ
アートイベントは11時00分~16時00分に開催予定
午前は、富山県広報課の富田さん(富山大学芸術文化学部卒業生)に、自身の進路選択や仕事内容について紹介していただきました。芸術系大学の進学を考えている高校生にとって、アートやデザイン関係の仕事以外にも、芸術系大学で学んだことを生かせる仕事があることを知るきっかけになったようです。
また意見交換では、現役の富山大学芸術文化学部生にも参加していただきました。高校生のときどのような進路を考えていたのか、勉強法、やっておけばよかったことなど、経験者として感じたことを話してくれました。

午後は、富山大学芸術文化学部准教授 渡邉雅志先生にアートイベントについて、企画方法や準備のやり方などをお話しいただきました。その後、富岩運河環水公園および富山県美術館で行われていた「GEIBUNオープンエアミュージアムin環水公園2025」を見学・体験しました。
ワークショップの企画には、運営側の思いがいろいろ込められていること、参加者にどのような経験をしてもらうことがよいのかなど、運営側として必要な知識や技術をたくさん学んだうえで、ワークショップを見学・体験したことは、高校生にとって大きな学びとなったようです。終了後、「来た人が楽しく進められるようになっていて、私もとても楽しかった」「これから何をするのかが明確になり、とてもわくわくした」などの感想が寄せられ、次回以降の活動につながる一日となったようです。

この日から、高校生と大学生の共同学習がスタートです。
今回はイベント運営側としての心得を学ぶところから始まりました。富山大学芸術文化学部の渡邉先生が実際に関わったワークショップで心掛けていること(ワークショップを体験する人にどのようなことを感じてほしいのか、ものを作る際にはどのような配慮がいるのか、体験者が作ったものを大切にしたいと思うために必要な工夫は何かなど)をお聞きし、運営側として考えるべき視点を深く理解する時間となりました。

その後のチーム協議では、それぞれが持ち寄った案を参考に、企画内容について話し合いました。運営側の視点を意識するとどのような方法が最適なのかを考えたり、他チームと企画内容の共有を行ったりなど、チームごとに工夫しながら取り組んでいました。

前回各チームで考えた案を実現するため、試作が始まりました。
など、今まで考えたことのない視点から企画立案と向き合いました。
「この方法では時間がかかるよ」「その素材が本当に最適なの?他の素材でも試してみた?」「準備のことも考えて、完成形がきれいで、かつ、作業工程が少ないものを」など、富山大学芸術文化学部の渡邉先生から多くの助言をいただきながら、何度も試作を行いました。
実際に作ってみることで新しい発見があったり、課題が生まれたりと、よりよいワークショップとするために試作して話し合ってを繰り返す一日でした。


今日は午後からリハーサルを行うため、どのチームもその準備で大忙し。
「お客さんが目で見て分かるように、見本を作らないと」「準備したものだけで足りるかな?もう少し必要?」リハーサル直前まで準備をしていました。

リハーサルは富山県美術館で行ったため、ワークショップ体験者は美術館のお客様です。
初めてワークショップの運営側となった生徒たちですが、堂々と接客をしていました。体験する人の様子に合わせて説明したり、質問されたことにつまることなく返答したりと、これまでの活動が着実に生徒たちの「ちから」になっていることを実感しました。

リハーサル後、生徒たちは今回の成果と課題を話し合いました。
本番をよりよいものにするため、準備すべきことやお客様がより楽しめるような工夫などを考えていました。

アートイベント当日です。
11時からアートイベントを開始しました。ワークショップを紹介します。

自分で作った水引をのし袋に結ぶ。水引は富山ゆかりのものの形。思いを込めながら懸命に編んでいく。

相手を想いながら、岩塩を選び、香りづけを行う。香りを楽しむ癒しの薬づくり。あなたが癒しを与えたい人は誰ですか。

チューリップを収穫し、その中に手紙を忍ばせる。一輪の花をラッピングして、手紙を届けたい人へのプレゼントに。

ガチャから出てきたのは、高校生お手製のだるま。手本を見ながら、富山ゆかりのデザインに自分で絵付け。黙々と絵付けにはまる人、続出。
参加生徒は、このプログラムを通して、たくさんのことを学びました。今回のイベントは、その学びの集大成。たくさんの時間をかけて準備をし、成功に向けての試行錯誤も多かったようですが、その分、イベント後の達成感は大きいものとなりました。「これからの人生で活かせることができるものをたくさん頂いた。」「案を練って、考えて改良する作業がとても楽しかった。何回も達成感を感じることができた。」「アートイベントで培った力を様々なデザインや人とのコミュニケーションに役立てたい。」など、この経験で得たものは本当に大きかったようです。
イベントに参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
そして、企画立案・開催までをやり遂げた参加生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。

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