更新日:2023年6月12日

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気候変動影響への適応

気候変動影響とは

 石炭や石油などの化石燃料が大量に消費され、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが増加し、地球の平均気温は上昇を続けています。地球温暖化が進行することによって、異常気象や災害の激化など、社会に深刻な影響が生じることが懸念されています。

 こうした地球温暖化によって生じる影響を「気候変動影響」といいます。

気候変動影響

 

緩和と適応

 地球温暖化の原因である温室効果ガスの排出を抑制するための対策を「緩和」といいます。

 一方で、緩和を実施しても気候変動の影響が避けられない場合、自然や人間社会の在り方を調整し、被害を最小限に食い止めたり、逆に気候の変化を利用するための取組を「適応」と呼びます。

 気温上昇による農作物への影響や、過去の観測を上回るような短時間強雨、熱中症搬送者数の増加といった健康への影響など、気候変動によると思われる影響は、私たちの暮らしの様々なところにすでに現れています。これまでの温室効果ガスの排出量を減らす努力などの「緩和策」に加えて、これからは、すでに起こりつつある気候変動の影響への回避・軽減を図る「適応策」にも取り組んでいくことが重要です。

緩和と適応

出典:国立環境研究所 気候変動適応情報プラットフォーム(https://adaptation-platform.nies.go.jp/)

 

富山県気候変動適応センター

 平成30年12月に施行された気候変動適応法に基づき、県内での気候変動の影響及び適応に関する情報収集、分析、情報提供及び技術的助言を行う拠点として、令和2年4月1日に環境科学センター内に「富山県気候変動適応センター」が設置されました。

 富山県気候変動適応センターでは、地域における気候変動影響や適応に関して、ニュースレターやウェブサイト等を活用して、県民のみなさまへの情報提供を行っています。

 詳しくはこちら

 ・富山県気候変動適応センター

 

関連情報

●中部地方環境事務所、気候変動適応中部広域協議会

 スマートフォンアプリ(iNaturalist)を利用した市民参加型の生物調査を開催します。

 詳しくはこちら 「気候変動探偵局 生き物大移住計画を調査せよ!(外部サイトへリンク)」 

 (令和5年6月20日から11月30日まで)
 tirashi

<過去の調査結果やオンラインセミナーのアーカイブはこちら>

 気候変動探偵局 生き物大移住計画を調査せよ! | 中部地方環境事務所 | 環境省 (env.go.jp)(外部サイトへリンク)

●公益財団法人 環日本海環境協力センター(NPEC)

 サクラの開花やセミの初鳴きなど、季節の進み具合を身近な生物(動物・植物)の変化観察で把握する「生物季節調査」。生物季節調査を通じて、地球温暖化について考えてみませんか?

 詳しくはこちら 「北東アジア地域生物季節調査 ポータルサイト」

 

 イラスト2

 

 

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部環境政策課地球環境係

〒930-0005 富山市新桜町5-3 第2富山電気ビルディング8階

電話番号:076-444-8727

ファックス番号:076-444-3480

関連情報

 

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