県がすすめていること

県のゆたかな水環境を、県民みんなの財産として、未来に引きついでいけるよう、県ではいろいろな取組みを進めています。ここではその一部を「川、湖、海、地下水の水質調査」「工場・事業場からの排水の監視」「富山県水質環境計画（クリーンウオーター計画）の推進」に分けて紹介しています。

1.川、湖、海及び地下水の水質調査

 

県内の27の川、3つの湖、2つの海の合計97地点で、水質が汚濁していないか定期的に調査を実施し、環境基準の達成状況を把握しています。
また、地下水についても汚染の発見や濃度の推移を把握することを目的に、県内平野部の約76の井戸で水質を調査しています。
各調査は、国や市町村と協力して実施しています。

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2.工場・事業場からの排水の監視

 

川などに排水を排出する工場・事業場については、法令に基づき排水基準を守る義務があります。
県では、この排水基準が守られているか監視するため、定期的に工場等への立入検査を行っています。
基準が守られていなかったり、工場の設備に問題があった場合などには、水質の汚濁の防止のため、工場等に対して速やかに指導を行っています。

3.富山県水質環境計画（クリーンウオーター計画）の推進

クリーンウオーター計画は、川、湖や海及び地下水の水質を守るための基本となる方向を示すとともに、県・市町村の取組み、工場等での水環境を利用する際の指針（みちしるべ）となるものとして、昭和62年2月に県が策定したものです。

この計画では、「きれいな水」と「うるおいのある水辺」を目標に、この目標を実現するための様々な取組みを整理しており、県や市町村、工場等だけでなく、県民のみなさんも一緒にみんなで推進していくこととしています。
このホームページの目的でもある「水環境保全活動等の推進」も、この計画の主要な取組みとして盛りこまれています。

詳しくはこちらをチェック　>> クリーンウオーター計画