複数校合同運動部活動の運営

学校における運動部活動については、かねてから安全かつ適切な運営をお願いしているところですが、近年、少子化に伴う生徒数の減少などにより、単独校で運動部活動を維持することや十分な成果を上げることに困難な状況がみられるようになりました。

このことから、生徒のスポーツニーズに応え、運動部活動の活性化を図るため、近隣校等との連携による複数校合同運動部活動（以下「合同部活動」という。）を推進することとしております。

ついては、合同部活動を実施する学校においては、下記事項に十分留意のうえ、適切な運営が行われるよう配意願います。

1　合同部活動実施上の留意点

• （1）　合同部活動を実施する学校においては、当該運動部活動をそれぞれの学校の教育活動として位置づけること。また、学校間・顧問間で技術指導や生徒指導の在り方等について十分協議し、緊密な連携のもとに、指導体制を確立し、計画的な活動とすること。
• （2）　生徒の実態を十分把握し、主体性を尊重するとともに、一人ひとりの能力・適性等に配慮した活動とすること。
• （3）　合同部活動について保護者への周知・理解を図り、「承諾書」（別紙様式1）を得ておくこと。
• （4）　活動中における救急・連絡体制の確立、移動に関する安全指導の徹底等安全対策について十分配慮すること。
• （5）　独立行政法人日本スポーツ振興法に基づく災害共済給付手続きを行う場合は、当該生徒の在籍している学校の校長が処理すること。

2　合同部活動実施の手続

• （1）　合同部活動を実施する学校は、別紙様式2の例による「合同運動部活動に関する協定書」を事前に取り交わすこと。
• （2）　合同部活動を実施する学校のうち、とりまとめを担当する学校は、実施を決定した後、速やかに「合同運動部活動計画書」（別紙様式3）をスポーツ課に届け出ること。
• （平成17年4月14日　ス　第1121号）

関連ファイル

• 様式1（承諾書）（ワード：25KB）
• 様式2（協定書）（ワード：38KB）
• 様式3（計画書）（ワード：39KB）