知事コメント（北陸新幹線金沢・敦賀間の開業日及び運行計画の概要発表を受けて）[令和5年8月30日]

1.本文

　本日、JR西日本及びJR東日本から、北陸新幹線金沢・敦賀間の開業日が3月16日に決定し、運行計画の概要と合わせて発表されました。多くの皆様のご尽力により、来年春の開業が正式に決定したことについて、厚くお礼申し上げます。

　敦賀開業により、富山・大阪間が最大で29分、富山・名古屋間が最大で23分短縮され、いずれも2時間35分で結ばれます。敦賀開業は、これまで以上に近くなる関西・中京方面との間に新たなビジネスや交流が生まれる大きなチャンスと考えています。

　本日発表された運行計画によると、「つるぎ」について、関西・中京方面の利便性に加え、北陸3県間の移動の利便性も考慮して運行本数が拡充されました。また、速達タイプも新設され、新高岡駅に全列車が停車することになり、感謝申し上げます。

　「かがやき」、「はくたか」については、「つるぎ」に加え、現在の金沢までの運行本数の半数以上が敦賀まで延伸されることになり、関西・中京方面の輸送力が強化されましたが、県としては更なる利便性向上に向け、取組みを進める必要があると考えています。

　来年6月には黒部宇奈月キャニオンルートの一般開放、秋には「北陸デスティネーションキャンペーン」が予定されています。北陸3県の周遊促進や、「北陸の十字路」として、敦賀開業の効果を最大化させるため、引き続き、全力で取り組んでまいります。

2.関連ファイル

知事コメント（北陸新幹線金沢・敦賀間の開業日及び運行計画の概要発表を受けて）[令和5年8月30日]（PDF：79KB）