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更新日:2023年5月24日
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富山米と新鮮な魚介、野菜、肉などの旬の地場産食材や、地域に伝わる伝統的な食文化を活かした栄養バランスの良い食生活のことです。
私たちの食生活は、日本の伝統的食生活パターンである「ごはん」を中心に、大豆、野菜、魚など身近で生産される素材を用い、しょうゆ、みそ、だしなどで味付けされた副食を組み合わせるものが典型的でした。このようなパターンに畜産物などが加わり、昭和50年頃には、栄養バランスが整った健康で豊かな食生活が実現しました。
しかし、その後は、お米の消費が減少する一方、脂肪の摂取が年々増加するなど栄養バランスの崩れが見られます。さらに、最近ではメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者が多く見られ、生活習慣病の増加も大きな課題となっています。
富山型食生活の大きな狙いは「栄養バランスの改善」です。その達成にあたって、「旬の地場産食材の活用」を図ることで地域の農林水産業を活性化していくとともに、「優れた食文化の継承・創造」を通じて、県民の皆さまに地域への愛着を深めていただくことを願っています。
さらに、三世代同居世帯が多いなどの富山県の特徴を活かし、「家族そろった食事」を通じて、(1)ゆっくり時間をかけて適量食べることや、(2)よく噛んで消化・吸収などを促すこと、そして(3)挨拶と楽しい会話によって、食に対する感謝の念や豊かな人間性を育むことにつながっていくことを期待しています。
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