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更新日:2023年7月29日
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立山、それは単に大地に聳えたつだけでなく、天と地を繋ぎ、それ故に、古来、精神性を付与された山でありました。このような精神世界は、江戸時代の中頃から「立山曼荼羅」と呼ばれる絵画に集約されています。このような立山の歴史と文化を紹介する施設が「立山博物館」です。
富山県[立山博物館]は平成3年11月1日、かつて立山信仰の宗教村落であり、現在も歴史的遺構や景観、資料を残す芦峅寺に開館しました。当館は、富山県の精神的シンボルであり、日本人の思想形成に大きな役割を担った立山を対象とした博物館であります。テーマに「立山の自然と人間とのかかわり」を掲げ、展示館(常設展、年2回の特別企画展)、映像資料で立山の自然と「立山曼荼羅」の世界を体感する映像ホール遙望館、「立山曼荼羅」の世界をオブジェやアート等で体感するまんだら遊苑の三施設を中心に立山の精神的世界を展示しております。さらに、13ヘクタールの敷地に、かつての景観をしのばせる「宿坊」や「布橋」・「うば堂基壇」などの復元施設を含めて11施設を有する広域分散型の施設であります。
立山博物館の見どころは、単に展示館の展示物を観覧するにとどまらず、地域の歴史的空間の散策などを通じて体感することであります。出来れば、約3時間をかけてゆっくり散策し、「癒し」の時間を満喫していただければ幸いです。
富山県[立山博物館]館長
岡田知己
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