動物から食卓まで、
衛生を守る仕事。

  • 2018年 入庁
  • 食肉検査所 検査課 検査第一班

獣医師(衛生)

御手洗 翼

食の安全を、うごかす。

career

  • 大学

    日本大学 獣医学科(公衆衛生学研究室)

  • 2018年

    入庁 高岡厚生センター氷見支所(食品衛生・動物愛護・環境衛生を担当)

  • 2021年

    富山県庁 厚生部生活衛生課(動物愛護を担当)

  • 2022年

    高岡厚生センター(食品衛生・動物愛護を担当)

  • 2023年

    食肉検査所 検査課 検査第一班(現職・3年目)

※2026年3月時点

インタビュー

Q富山県職員を目指したきっかけは?

父は動物のお医者さん、
でも自分は「食と人の健康」へ

父親も獣医師で、入学当初は小動物臨床を目指していました。ところが大学の授業で公務員獣医師の仕事を知り、食品衛生を通じて人の健康に直接貢献できる公衆衛生分野の面白さに惹かれました。公衆衛生学の研究室に入り学びを深める中で、公務員の道を選ぶことを決意しました。

Q現在の仕事内容は?

1日500頭の全頭検査。
食卓の安全を守る最前線

主な業務はと畜検査と衛生管理指導です。生体検査・内臓検査・枝肉検査の3ポジションを11名体制で担当し、多い日には500頭近くを全頭確認します。異常が見つかれば細菌学検査、病理学検査で精密に判定します。もう一つの柱は、と畜場への衛生管理指導。第三者機関として現場に立ち、手洗いや清掃といった基本から施設管理まで助言しています。

Q大切にしていることは?

命令より対話
——関係性を育てる衛生指導

一方的に「こうしてください」と言うだけでは、なぜ衛生管理が必要かが伝わりません。最終的には食べる人の健康に関わるという本質を丁寧に伝え、日々の挨拶や会話を重ねて信頼関係を築くことを大切にしています。地道な積み重ねの結果、着任当初と比べてと畜場側の衛生意識は確実に高まっています。

Q仕事の魅力、働く環境の魅力は?

獣医師の知識が、
人の健康を直接守る

公衆衛生分野の獣医師は、動物愛護にとどまらず食品衛生・環境衛生など人の健康に深く関わります。保健師・薬剤師・医師など多様な専門職と協働する中で視野も広がりました。千葉出身ですが、富山は魚介類をはじめ食べ物が美味しく、新幹線のアクセスも良好。雄大な自然の中で山岳監視などの業務ができる点も、自然好きには大きな魅力です。

教えて!
富山のこんなコトをうごかしたい!

県内唯一のと畜場から、
安心できる食卓と豊かな動物愛護を。

富山県内のと畜場は、ここ一か所だけです。だからこそ衛生管理の維持・向上は欠かせません。また、富山県の動物愛護意識はまだ全国水準には届いていません。将来は動物管理センターでの普及啓発にも携わり、不幸な命を減らす取り組みを広げていきたいと考えています。