安全・安心情報
更新日:2024年2月9日
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本県では、人材不足の介護現場で、身体的介助を伴わない周辺業務(部屋の掃除や食事の配膳・片付けなど)を担っていただく方々を「介護助手」として位置付けています。
管理者と介護職員の共通の悩みである「介護人材の確保」を図ります。専門的な業務以外の周辺業務を担う介護助手の雇用は、人材のすそ野を広げ、多様な人材の参加を得ることに繋がります。
介護助手の導入は、介護人材の役割分担・機能分化を促します。補助的な業務は介護助手にお願いし、介護職員は「身体介護」や利用者の「個々のニーズ」に応じた、きめ細やかな介護に注力することで介護業務の質の向上を図ります。また、機能分化により労働環境が改善し、介護職員の離職防止にも繋がることが期待できます。
何かしらの形で働きたいと考えている高齢者は多く、収入を得る機会を作ることができます。また、就労は身体機能の維持や認知症の予防にプラスになるという研究結果もあり、高齢者の健康・生きがいづくり、社会参加などの機会を作ることにも繋がりますので、事業所による地域貢献と言えます。
介護助手の導入は、介護人材不足という課題に対し地域住民と深いつながりを持って進めるものであり、地域の力で介護を支える取組みと言えます。
介護の経験がない方でも「介護助手」としてご活躍いただけるよう、制度の概要、介護助手の受入準備から定着までの流れをまとめましたので、介護助手を導入する際の参考としてご活用ください。
富山県健康・福祉人材センターは、就職に関する各種相談や福祉分野で働きたい方と人材を求める事業所を結びつける無料職業紹介事業を行う機関です。介護助手に特化した介護助手等普及推進員に求人相談が行えます。
求人依頼に関しては、以下サイトからお申込みください。
令和4年10月14日金曜日に介護現場における人材確保や職場環境改善のための「介護・福祉シンポジウム」を開催し、富山県知事表彰等の表彰式をはじめ、県内介護事業所による介護助手・介護ロボット導入取組み事例発表やパネルディスカッションを実施しました。
介護助手の取組み事例や、実際に従事された介護助手の方へのインタビューもありますので是非ご覧ください。
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