更新日:2023年12月22日

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第19回富山県食育推進会議(令和2年8月27日開催)

第19回富山県食育推進会議の概要

 

日 時:令和2年8月27日(木曜日) 10時00分~11時30分

場 所:県民会館8階バンケットホール

出席者:委員14名、代理出席3名(委員数25名)

 

次第:

1 開会

2 副知事あいさつ

3 食育推進活動に関する報告 ~食育の取組事例~

 「滑川市の食育事業について」

 滑川市民健康センター 結城 幹子 所長

4 協議事項

(1)「第3期富山県食育推進計画」の進捗状況について

(2)令和2年度の食育関連重点施策について

5 その他

 「第4期富山県食育推進計画」の策定スケジュールについて

6 閉会

 

【主な意見】

《富山の「食」に着目した食育の推進》

  • コロナ禍で休校になったことで、改めて給食のありがたみ、大切さを感じさせられた。給食に県産食材をさらに取り入れるとともに、料理アプリなどを活用して家庭でも県産食材を利用した簡単なレシピに取り組めるとよい。
  • 食育や地産地消に関わっている農村の女性起業リーダーが高齢化しているので、知恵をどう次の世代につなげていくのかが課題であり、育成に取り組んでいただきたい。
  • 家庭の食卓で富富富が話題に上るよう、富富富を学校給食に導入してもらいたい。
  • 感謝をしながら食事をとることが大切であり、食べ方についても家庭や学校で注意して教えてあげることが重要。地元で取れたベニズワイガニを毎年千匹寄付するカニ給食を実施している。取る時の苦労、食べ方を伝え、地元の食材に親しんでもらっている。
  • コロナ禍で大変な思いをしている一方で、家族そろってご飯を食べる、家庭菜園で野菜を作るなど、食育についてのよい部分もあった。未就学児を持つ母親は一杯一杯なので、食事をうまく作ってあげられないことについて、つらく思えない環境ができればよいと思う。
  • 生産者の声を子どもたちに聞いてもらう機会を設けながら、生産者や調理師の努力を伝えていく必要がある。
  • 地域内で農産物などの地域資源をどう循環するかという取組みがこれから必要になる。中でも、米の需要が毎年減ってきていることは問題であり、ダイエット志向などにより、ご飯を避けるような食習慣になってきたということで、米を食べる習慣をつけさせる食育が大切である。

 

《ライフステージに応じた健康増進につながる食育の推進》

  • 県民の食塩の1日当たりの摂取量は、目標値に比べて、まだ2~3グラム高い状況にある。2020年度に日本食事摂取基準が変わり、男性は7.5グラム、女性は6.5グラムの0.5グラム減がこれから目標値になる。減塩について、もっと力を入れて県民に普及を進めていかなければならない。
  • 小学生の朝食の欠食率を限りなくゼロに近づけるという目標について、数字だけを追うのでよいのか疑問である。チョコレートやドーナッツを食べてきただけという児童がいるので、内容面の充実を図っていかなければならない。
  • 中学校の場合は、家庭科の授業を通しての食育が中心となる。家庭科の授業で食育の大切さを広めていきたい。
  • 保護者の方が、保育園でしっかり給食を食べているので、おうちではご飯やおかずを少しぐらい食べなくても問題ないと考える傾向がみられる。家庭でも手作りのご飯を食べさせてくださいという啓発活動をしながら、食育を進めていきたい。

 

《安全・安心や食の循環を意識した食育の推進》

  • フードドライブにぜひ取り組んでもらいたい。各市町村での取組みに向け、どのように進めていけば効率的なのか指導いただきたい。
  • 子どもから大人までもが、ライフサイクルアセスメントの観点での生産→消費→廃棄を理解してSDGsに結び付けていくことが今後の展開として必要。

 

<資料>

第3期富山県食育推進計画の進捗状況の概要(PDF:481KB)

食育の推進に関する施策の進捗状況(PDF:3,085KB)

食育関連施策の概要 [令和2年度予算](PDF:404KB)

令和2年度重点施策の主な事業概要(PDF:965KB)

第4期富山県食育推進計画の策定スケジュール(PDF:336KB)

 

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農林水産企画課企画係

〒930-0004 富山市桜橋通り5-13 富山興銀ビル11

電話番号:076-444-3264

ファックス番号:076-444-4407

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