安全・安心情報
トップページ > くらし・健康・教育 > 生活・税金 > 消費生活 > 富山県消費生活センター > くらしの安心情報(一覧) > くらしの安心情報第60号
更新日:2021年2月24日
ここから本文です。
くらしの安心情報第60号
くらしの安心ネットとやま
平成23年9月7日
目次
-子ども用金属製アクセサリーの調査結果を踏まえて-
消費者庁では、乳幼児が飲み込むおそれのある大きさで子どもが身につける可能性のある金属製アクセサリー(以下「子ども用金属製アクセサリー」といいます。)について、改めて消費者への注意喚起、事業者団体への要請を行いましたので、お知らせします。
これは独立行政法人国民生活センターが行ったカドミウム及び鉛の溶出量に関する調査結果に基づくものです。
消費者庁は昨年、独立行政法人国民生活センターに依頼して、子ども用金属製アクセサリーにおけるカドミウムや鉛の溶出量に関する調査を行い、その結果9製品から一定量を超える鉛の溶出が認められました。これを受け消費者庁は昨年3月、消費者の皆様に対して、子ども用金属製アクセサリーの取扱いや管理について注意喚起をするとともに、製造、販売する事業者団体に対して、鉛の低減及び子どもの誤飲防止に係る注意表示等を適切に行うよう要請いたしました。
(http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100325adjustments_1.pdf(消費者庁のページ)(外部サイトへリンク))
(http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100325adjustments_2.pdf(消費者庁のページ)(外部サイトへリンク))
その後の各事業者の取組状況をフォローアップするため、このほど改めて国民生活センターに依頼して、国内に流通している子ども用金属製アクセサリーについて、カドミウムと鉛の溶出量をサンプル調査しました。
国民生活センターにおいて、東京都と大阪府の小売店舗で販売されている243製品を対象に、カドミウムと鉛の溶出量を調査しました。その結果、全ての製品において、一定量(75μg/g)を超えるカドミウムの溶出は認められませんでした。一方、鉛に関しては、10製品から一定量(90μg/g)を超える溶出が認められました。
(http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110810_1.html(子どもが使用することのあるアクセサリーに関する調査結果のページ)(外部サイトへリンク))
子どもが、子ども用金属製アクセサリーを誤って飲み込んだり、なめ続けることにより健康被害を受けることを防止する必要があります。このため、改めて消費者の皆さんに対して、子ども用金属製アクセサリーの取扱いや管理について、以下のとおり注意喚起をいたします。
さらに、アクセサリー等を製造、販売する事業者団体に対し今回の調査結果をお知らせするとともに、各事業者への本調査結果等の周知と、鉛の低減及び子どもの誤飲防止に係る注意表示等をより一層推進するよう要請しました。
<消費者の皆様へ>
子どもの誤飲を防止するために、子ども用金属製アクセサリーの取扱いについて
※金属製アクセサリーは適正に使用する限り、人体への影響はありません。
本件に関する問い合わせ先
消費者庁消費者政策課 太齊、糸瀬
TEL:03(3507)9261(直通)
HP:http://www.caa.go.jp(消費者庁のページ)(外部サイトへリンク)
来る10月15日(土曜日)に富山県消費者月間事業として、富山県・富山県消費者協会・くらしの安心ネットとやまの主催で、下記のとおり平成23年度「富山県消費者大会」を開催します。
皆さま方の多くの参加をお願いします。
記
詳細はチラシをご覧ください。
平成23年度「富山県消費者大会」パンフ(PDF:451KB)
お問い合わせ
関連情報
目的別情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください