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更新日:2023年6月12日
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くらしの安心情報第201号
くらしの安心ネットとやま
令和5年6月12日
団体名 富山県老人福祉施設協議会
事務局 〒930-0094 富山市安住町5番21号
TEL 076(431)6723 FAX 076(432)6064
URL: https://toyama-roushikyo.jp/
世界的な燃料価格の高騰等により、大手電力会社7社の家庭向け電気料金の改定が了承され、6月使用分から電気料金が値上げされます。
県民の皆様に、家庭で省エネルギーに取り組んでいただけるよう、少しの工夫でできる方法をご紹介します。
こちらからご覧ください。(県 県民生活課ホームページ)
URL : https://www.pref.toyama.jp/1711/kurashi/syouene/202305.html
~体内でくっつく・膨らむ「こどもの誤飲事故」に注意~
強力な磁力を持ったマグネットセットや水で膨らむボールをこどもが誤飲したことにより、開腹手術が必要となった事故が発生しています。マグネットセットを飲み込むと、複数の磁石同士が消化管壁を挟み込み、消化管壁に穴があくおそれがあります。また、水で膨らむボールを飲み込むと、体液を吸収し、消化管内で大きくなることで、腸閉塞を生じるおそれがあります。
このような"小さな時限爆弾”による事故を防ぐため、2023年5月16日消費生活用製品安全法関係法令の改正が閣議決定されました。この改正により、マグネットセット(磁石製娯楽用品)及び水で膨らむボール(吸水性合成樹脂製玩具)が特定製品に指定され、2023年12月19日以降は、技術基準を満たしPSCマークが表示されたマグネットセット及び水で膨らむボールでなければ市場で販売が出来なくなります。
しかしながら、規制対象化前の製品を保有している場合など、引き続き誤飲事故が発生するおそれがあることから、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))では注意喚起を行います。
こうした製品をこどもの手の届かない場所や見えない場所に置いたつもりでも、こどもは見つけ出して口に入れてしまうことがあります。保護者は製品のリスクを認識するとともに、対象年齢未満のこどもに触れさせないなど、気を付けるポイントを確認して、事故を未然に防ぎましょう。
■マグネットセット及び水で膨らむボールの気を付けるポイント
○小さなこどもに触れさせない。
○こどもが持ち出せないよう、保管場所に注意する。
○口に入れると危険であることをこどもに伝える。
○不要になった場合は、製品を廃棄することを検討する。
○リスクがあることを理解した上で購入を検討する。
○購入時にPSCマークの表示を確認する。経過措置期間中(2023年6月19日~2023年12月18日)には、技術基準に合致しないPSCマークの表示がない製品も販売されていることに注意する。
●NITE(製品評価技術基盤機構)
☆「飲んだのは、小さな“時限爆弾”」
~体内でくっつく・膨らむ「こどもの誤飲事故」に注意~
説明資料 URL : https://www.nite.go.jp/data/000146269.pdf
ポスター URL : https://www.nite.go.jp/data/000146219.pdf
映像資料 URL :
『マグネットセット・水で膨らむボール「1.こどもが誤飲」』
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/23051601.html
《問合せ先》
独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター
担当者:宮川、山崎、岡田
Mail: ps@nite.go.jp
Tel : 06-6612-2066
~エアコン・扇風機の火災事故に注意~
夏の時期に活躍するエアコン(※1)や扇風機(※2)ですが、使用頻度の増加に伴い事故が多く発生しています。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、夏に向けてエアコン及び扇風機の使用について気を付けるポイントをお知らせします。
NITEに通知された製品事故情報(※3)において、エアコン及び扇風機の事故は2018年度から2022年度の 5 年間に合計409件 (エアコン:343件、扇風機:66件)あり、その約半数に当たる186件が6月から8月の夏期にかけて発生しています。さらに、事故のほとんどが火災事故となっており、注意が必要です。
夏の時期は熱中症対策として、エアコンや扇風機といった室温や体温を下げる効果のある製品を活用することは大変有効ですが、急激に使用頻度が増加するため、製品にとっても過酷な季節です。特に、古い製品やリコール対象製品、あるいは施工に問題を抱えている場合は、これまで正常に使えていたとしても酷使や経年劣化により事故のリスクが高まります。
いざ夏本番にエアコンや扇風機が原因で火災事故等に遭ったりしないよう、本格的な暑さを迎える前に気を付けるポイントをしっかりと確認し、快適な夏を過ごしましょう。
■エアコンの気を付けるポイント
○不具合(水漏れ・異音や異臭がする・エラー表示が出る・意図せず停止する)がないか点検する。
○取り付け・取り外し・内部洗浄といった工事や作業は、専門の知識や資格を有する業者に依頼する。
■扇風機の気を付けるポイント
○不具合(動きが悪い・異音や異臭がする・モーター部分が異常に熱い)がないか点検する。
○使用しないときは電源プラグをコンセントから抜く。
■エアコン・扇風機共通の気を付けるポイント
○点検の結果、少しでも異常がある場合には使用を中止し、専門の知識や資格を有する業者に点検を依頼する。
○使用している製品がリコール対象ではないか確認し、該当製品の場合は使用を中止し、事業者に連絡する。
(※1)ルームエアコン(室外機、室内機いずれも含みます)。
(※2)サーキュレーターや電気冷温風機、電源がソーラー発電・乾電池・USB端子により給電するもの(携帯用扇風機など)は除きます。
(※3)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。
●NITE(製品評価技術基盤機構)
☆「夏に急増するのは熱中症だけではありません!」
~エアコン・扇風機の火災事故に注意~
説明資料 URL : https://www.nite.go.jp/data/000146769.pdf
ポスター URL : https://www.nite.go.jp/data/000146781.pdf
https://www.nite.go.jp/data/000146782.pdf
映像資料 URL :
『エアコン「2.ねじり接続で発火」』
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/1251.html
『エアコン「3.途中接続で発火」』
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/18062801.html
『エアコン「4.内部に洗浄液がかかりトラッキング現象で発火」』
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/1252.html
『扇風機「4.就寝中に発火」』
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/01210302.html
『扇風機「5.内部配線の劣化により発火」』
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/2017052501.html
《問合せ先》
独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター
担当者:宮川、山崎、岡田
Mail: ps@nite.go.jp
Tel : 06-6612-2066
~熱中症対策のためにも早めのエアコン試運転を!~
全国的に記録的な暑さとなった2022年の夏ですが、気象庁の予報では今年の夏も平年より気温が高くなる見通しとなっています(※1)。夏に気を付けなければいけないのが熱中症ですが、その対策のひとつとしてエアコンの有効活用があげられます。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、メンテナンス不足などで肝心な時にエアコンが使用できなくなることがないよう、本格的な夏を迎える前の早めのエアコン試運転をお勧めします。早めのエアコン試運転は、事故を未然に防止し、エアコンを安全で快適に使用するためにも有効です。
総務省消防庁の過去5年間の統計データによると、熱中症で救急搬送される半数以上が高齢者です。また、熱中症の約4割が住居で発生しています(説明資料の図3、図4を参照)。熱中症でお亡くなりになった方の中には、エアコンを使用していなかったケースも多数確認されています(※2)。
エアコンの点検・修理・工事依頼は夏場に集中します。お持ちのエアコンが正常に動作することを早めに確認し、比較的空いているこの時期に、必要に応じた修理などを済ませておくことで熱中症のリスクを低減し、安全で快適な夏を迎えましょう。
【エアコン試運転時の5つのポイント】(※3)
●試運転前の確認ポイント
①電源プラグや室内機のフィルターにほこりがたまっていないか。
②室外機の上や前に物を置いていないか、汚れがないか。
●試運転の際の確認ポイント
③(設定可能な)最低温度に設定し、冷房運転で冷風が出るかどうかを10分間試運転して確認。
④さらに30分ほど運転し、以下のような異常がないかを確認。
□室内機から水漏れがないか。
□異音・異臭がないか(室内機及び室外機)。
□エラー表示がないか、運転が意図せず停止しないか。
⑤異常が確認された場合には、販売店やメーカーに相談し、必要に応じて点検を受けましょう。
(※1)気象庁発表 3ヶ月予報(5月~7月)
https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?region=010000&term=P3M
(※2) 大阪府監察医事務所「2018-2022年熱中症統計」
https://www.pref.osaka.lg.jp/kansatsui/ntoukei3/index.html
(※3) 一般社団法人日本冷凍空調工業会
https://www.jraia.or.jp/file/A_air_conditioner_maintenance_01.pdf
一般財団法人家電製品協会
https://www.aeha.or.jp/safety/pdf/air_conditioner_maintenance.pdf
●NITE(製品評価技術基盤機構)
☆「熱中症の4割が『おうち』で発生」
~熱中症対策のためにも早めのエアコン試運転を!~
説明資料 URL : https://www.nite.go.jp/data/000146829.pdf
映像資料 URL :
『エアコン「7.熱中症予防のためのエアコン試運転のポイント」』
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/2022052602.html
《問合せ先》
○独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター
担当者:宮川、山崎、岡田
Mail: ps@nite.go.jp
Tel : 06-6612-2066
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