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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第153号
くらしの安心ネットとやま
令和元年6月10日
2018年度において、ガスこんろで多くの重大製品事故(※1)が発生しました。ガスこんろの事故は火災に直結すると共に、やけどなどの被害に繋がりやすいため注意が必要です。2018年において3件の死亡事故が発生しています。ガスこんろの使用に関する注意喚起を行い、事故の未然防止を図ります。
ガスこんろに関して、2008年10月に調理油過熱防止装置及び立ち消え安全装置の装備が法令で義務付けられました。この規制に先立ち、2008年4月から業界団体の自主基準により調理油過熱防止装置がこんろに標準装備され始めています。また、この自主基準と併せて、多くの安全装置を装備しているガスこんろが販売されています。
しかし、依然として誤った使い方による事故や安全装置の付いていない古いこんろを使用しての事故が発生しています。2013年度から2018年度の6年間にNITE(ナイト)に重大製品事故として通知された情報(以後、重大事故情報と記す)の中で、ガスこんろの事故は225件(※2)ありました。そのうち、調査が終了した事故が182件であり、使用者の誤使用などにより発生した事故は99件ありました。事故の多くは誤った使い方が原因となっていることがわかります。特に、使用中にその場を離れたり、汚れを放置したりすることが原因の事故が多く発生しています。ガスこんろの事故は火災事故に至る可能性が高く、周囲に被害が及びます。事故の事例や事故防止のためのポイントを確認し、事故を未然に防ぎましょう。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故情報。
(※2)対象外情報を除いた事故発生件数。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:柿原、向井
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
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