安全・安心情報
トップページ > 県政の情報 > 県の概要 > 知ってなるほど!とやまけん > みんなの宝 恐竜足跡(きょうりゅうそくせき)化石
更新日:2021年3月11日
ここから本文です。
富山県キッズページ いろんなとやまを探しに行こう! 知ってなるほど!とやまけん
恐竜は、今からおよそ2億(おく)4700万年前から6500万年前までの中生代という時代に陸上(りくじょう)にいたは虫類(るい)です。平成(へいせい)12年には、国内で初(はじ)めてアンキロサウルス類という恐竜の足跡化石が大山町で発見されました。足跡化石は、恐竜などの足跡がくずれる前に、どろや砂(すな)がたまって形が残(のこ)ったものです。これは、当時のかん境(きょう)を知る重要(じゅうよう)な手がかりをあたえてくれます。例(たと)えば、足跡化石の中には、指先が深く地層(ちそう)に食いこんでいるものがあることから、当時の地面は大変(たいへん)やわらかかったのではないかと考えられます。
また、平成(へいせい)15年には、同じく大山町で採取(さいしゅ)された岩石から、翼竜(よくりゅう)類〈恐竜と同時代に生き、翼(つばさ)を持ち空を飛んでいたは虫類〉の足跡化石が発見されました。これも国内初(はつ)の発見でしたが、翼竜類は、魚などのえさを取ったり休んだりするために水のそばで生きていたといわれるので、周囲(しゅうい)に湖や川があったのではないかと考えられます。
また、恐竜や鳥類、翼竜類などの足跡が、同じ場所から発見されたことも国内では例(れい)がありません。このことから、同一地点に様々な動物が生活していたことがうかがえます。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください