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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第95号
くらしの安心ネットとやま
平成26年8月11日
このたび県では、地域で高齢者等の「見守り活動」や消費者啓発活動を行っている団体・グループ等に、高齢者等に多く見られる悪質商法の事例情報の提供(メール配信)や、出前講座の開催などを通して、消費者トラブルの対処方法等を身に付けてもらい、日頃の見守り活動で活かしてもらうことで、高齢者の被害の防止を図ることとしました。
ついては、この取組みに賛同し、県からの情報の提供先として登録していただけるグループ等を募集します。
なお、市町村と県内の社会福祉協議会に募集チラシの配置をお願いしました。会員の皆様へは、別便にてお届けしますので、周知方よろしくお願いします。
(募集チラシファイル)(PDF:235KB)
NITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1 において、スマートフォンやタブレット型端末等の充電やデータ通信に使用されるUSBケーブルと機器との接続端子部分での事故(以下「充電用コネクターによる事故※2」と呼びます。)は、平成21年度から平成25年度までの5年間に合計48件※3 ありました。
被害状況別にみると、軽傷10件、拡大被害※4 25件、製品破損※5 13件となっており、重篤な被害に至った事例はないものの、事故の全てにおいて発煙・発熱・発火のいずれかを伴っています。
周囲の布団などが焼損した事例も報告されており、火災などの重大事故が発生するおそれがあるため、注意が必要です。
充電用コネクターによる事故は、端子部分のはんだ付不良など製品に起因して起こる事故のほかに、使用者の誤使用や不注意等の使い方に関わる事故が多く、次のような事故が発生しています。
「平成25年通信利用動向調査※6」によると、スマートフォン及びタブレット型端末の普及台数は近年大幅に増加しており、平成22年末の世帯保有状況は共に10%未満でしたが、平成25年末にはスマートフォン62.6%、タブレット型端末21.9%に増加しています。
充電用コネクターによる事故は、「ホコリや水分の多い場所で保管しない」、「無理に力を入れて挿入しない」等、製品の保管時や使用時の注意によって未然に防げる事故が多くあります。スマートフォンなどの普及に伴い、今後も同様の事故が発生することが予想され、火災などの重大事故に至る可能性もあることから、NITEでは注意喚起を行うこととしました。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※2)マイクロUSB等の共通規格のほか、各携帯電話(スマートフォンを含む)、タブレット端末等の専用コネクターを含む。
(※3)平成26年6月30日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※4)製品本体のみの被害にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。
(※5)被害状況別で、人的被害と同時に物的被害が発生している場合は、人的被害の最も重篤な分類でカウントし、物的被害には重複カウントしない。
(※6)総務省が平成26年6月27日付で公表。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:池谷、西澤、長田
電話:06-6942-1113
FAX:06-6946-7280
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