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更新日:2023年1月31日
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「書は最後の芸術である」――高村光太郎晩年のこの言葉に引き寄せられるように、「画壇の三筆」と題して、熊谷守一(画家)、高村光太郎(詩人・彫刻家・画家)、中川一政(画家)の三人展を開催します。
明治・大正・昭和へと連なる日本の近代美術の展開のなかで、ほぼ同時代を生きた三人の芸術家。その作品は、〈西洋〉化する日本の美術と〈東洋〉的な精神との折衝のなかから出現した、《模倣を嫌う》確固たる日本人の絵であり、彫刻であり、その書にはそれぞれの芸術観がよくあらわれています。
本展では、書作品に、日本画、墨彩画、彫刻、陶芸を加えて、三人の芸術の足跡を辿ります。生涯にわたって美の理想を問い続けた三人の日本人芸術家が到達した、究極の表現世界をご覧ください。
当館では、新型コロナウィルス感染症の拡大防止対策に取り組みながら開館しております。ご来館の際は、マスク着用や手指の消毒など、感染防止の取り組みにご協力ください。また、展示室への入場制限を行う場合がありますので、ご理解のほどお願いいたします。
2021年10月8日(金曜日)~11月28日(日曜日)
月曜日、11月4日
午前9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)
[当日]一般:1,200円(1,000円)/大学生:1,000円(700円)
富山県、画壇の三筆展実行委員会(富山県水墨美術館、チューリップテレビ)
北日本新聞社
MRO北陸放送
高村光太郎連翹忌運営委員会
晴耕雨読
インテック、カシイ、金岡忠商事、GALLERY KUGO、ケンケン、五万石本店、東芝インフラシステムズ、富山育英センター、トヨタモビリティ富山、ナリキ、日本海電業、北陸銀行、源、ユニゾーン(50音順)
内容等は中止、または変更の場合があります。
日時:10月9日(土曜日)、11月7日(日曜日)/各日午前11時~、午後2時~
会場:映像ホール
映像作品名:「モリのいる場所」
概要:二人の名優による円熟の老夫婦の姿。熊谷守一夫妻の日常を描いた傑作。
監督:沖田修一/出演:山崎努、樹木希林/制作年:2018年
上映時間:99分
定員:各回50名(要入場整理券・入場無料)
日時:10月10日(日曜日)、11月13日(土曜日)/各日午前11時~、午後2時~
会場:映像ホール
映像作品名:「高村光太郎」
概要:1954年制作、ブリヂストン美術館美術映画シリーズより
上映時間:約9分
定員:各回先着50名(入場無料)
日時:10月17日(日曜日)、11月6日(土曜日)/各日午前11時~、午後2時~
会場:映像ホール
映像作品名:「中川一政生誕百年記念番組」
概要:1992年制作、北陸放送・北陸スタッフ制作
上映時間:53分
定員:各回先着50名(入場無料)
土日祝日に営業いたします。
お菓子は展覧会に合わせて変わります。(写真:画壇の三筆展限定お菓子「林檎讃」)
営業時間:午前11時~午後4時
中川一政《鯛・大器晩成》
1977年/白山市立松任中川一政記念美術館蔵
熊谷守一《猫》
1976年/公益財団法人熊谷守一つけち記念館寄託
中川一政《正念場》
1989年/真鶴町立中川一政美術館蔵
高村光太郎《わがこころは今『智恵子抄』》
制作年不詳/公益財団法人出羽桜美術館蔵
熊谷守一《ほとけさま》
1972年/旧白洲邸武相荘蔵
中川一政《われはでくなり》
1981年/真鶴町立中川一政美術館蔵
高村光太郎《木彫 白文鳥》
1930年頃/個人蔵
熊谷守一《無一物》
制作年不詳/出羽桜美術館寄託
中川一政《椿》
1987年/株式会社源蔵
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