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更新日:2021年3月30日
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この展覧会では、富山県水墨美術館の収蔵作品のなかから、国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)である石黒宗麿、金森映井智をはじめ、県指定無形文化財保持者の工芸と、石崎光瑤、郷倉千靱などの日本画を紹介します。工芸は「匠の技」として古くから公家、武家をはじめ庶民にいたるまで、焼き物、塗り物、金細工、染物など、様々な文物を通して受け継がれ愛好されてきました。今日では、伝統的な技術の継承にとどまらず、日用品からデザインや芸術作品まで、様々な分野で人々の生活のなかに活かされています。本展では、水墨美術館のコレクションから工芸作品を中心に約45点の作品を展示することで、絶えず技術の向上を求め切磋琢磨し、創意工夫を重ねる工芸作家たちの姿の一端を紹介するとともに、あわせて本県ゆかりの作家の日本画を紹介します。また、特別出品として勝興寺所蔵・国指定重要文化財「洛中洛外図」を展示します。伝統技術を基盤とする日本文化の美をお楽しみ下さい。
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