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更新日:2021年4月1日
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屏風という様式は、室内装飾の一つとして建築と密接に結びついています。起源は中国に求められますが、古くから私たち日本人の生活や文化と深いかかわりを持っています。その特徴は、大画面であると同時に、コンパクトに折り畳むことができるという点にあり、日本特有の縮みの文化とも関連しています。
本展では、当館収蔵の屏風に、京都国立近代美術館が所蔵する迫力ある屏風作品を加えて展示し、大画面に描かれた絢爛豪華な金屏風はもとより、屏風の表現上の有利性を活かした作品や、漆、染織など屏風仕立ての工芸作品なども紹介し、屏風絵にとどまらず、「屏風」そのものの魅力をご覧いただきます。
加山又造「牡丹」昭和54(1979)年
絹本金地墨画着彩・屏風四曲一隻/当館蔵
菊池契月「ゆふべ」大正3(1914)年
絹本着彩・屏風二曲一双/京都国立近代美術館蔵
都路華香「遊魚図」明治25-30(1892-97)年頃
絹本着彩・屏風六曲一双/京都国立近代美術館蔵
平福百穂「獅子図」大正4(1915)年
絹本金地墨画淡彩・屏風六曲一双/当館蔵
横山白汀「北風」昭和26(1951)年
漆・屏風三曲一隻/当館蔵
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