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更新日:2021年4月1日
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明治以降の作家達は、近世の風俗画や浮世絵に描かれた女性像を出発点として、それらを参考にしながら自らの芸術を反映させた女性美を表現してきました。優美な立ち居振る舞いや、凛とした美しさ、儚い面影など、華やかな時代風俗とともに描かれる様々な女性美は、美人画と呼ばれる一大ジャンルを築きながら、今も人々を惹きつけて止まない普遍的な魅力があります。
本展は、美人画コレクションで広く知られる培広庵コレクションの中から、四季を大きなテーマとして厳選し紹介します。四季折々の情景と美人画が織りなす美の競演は、随所に作家達のこまやかな美意識が映し出され、これらは本展の大きな魅力のひとつと言えるでしょう。
出品作家には、上村松園、土田麦僊、鏑木清方、伊東深水、東京の池田輝方・蕉園夫妻、大阪の北野恒富、島成園や、大正デカダンスを代表する京都の岡本神草、甲斐荘楠音のほか、北陸で活躍した紺谷光俊、広田百豊まで数多くの画家たちが登場し、風雅とともに描かれた女性美を存分に紹介します。
2016年4月28日(木曜)~6月12日(日曜)
月曜日(ただし、5月2日、5月9日は開館)、5月10日
午前9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)
[当日]一般700(550)円/大学生500(380)円
富山県水墨美術館、富山新聞社、北國新聞社
北日本放送
北陸銀行、トヨタカローラ富山、リードケミカル、東亜薬品、スギノマシン、朝日印刷、源、牛島屋、文苑堂書店、浦田クリニック・スコール、ビーマックス、デュプロ北陸販売(順不同)
培広庵コレクション
講師:加藤類子(美術評論家)
日時:5月21日(土曜)午後2時〜
会場:映像ホール(聴講無料)
日時:5月14日、28日、6月4日(いずれも土曜日)午後2時〜(要展覧会観覧券)
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